日付変わって明後日、6/3(土)は『Interblue』と銘打った自分たちのイベントを行う。
この日は名古屋のフラットライナーズのレコ発ということで、彼らからの希望もあり場所をnanoとして、関西でぶいぶい言わしているキツネの嫁入り先輩とCARD先輩をお呼びした。
どのバンドも日頃から大変お世話になっている方々ばかりですっかり失念していたのだが、改めてきちんと少しずつ紹介をしようと思った。
なんか自分の中では「怒れる格好いい大人大集合」って感じ。
フラットライナーズ
さあ今回のイベントで一番重要なのはこのバンドだ。
なにはともあれこのバンドを見てもらわないと、俺たちがイベントをする意味がない。
浦沢直樹の元アシスタントというとてもわかりやすいラベルが付いているのだが、その辺のことはシンラあたりがファーストのリリースあたりでやっていたはずなので、ググって調べておいてくれ。
本当の魅力はそんなところにはない。
彼らの魅力は、歌詞の生々しさとその普遍性にある。
石川さんはずっと何かに怒っているように感じる時がある。
怒るのって非常にエネルギーがいることだと思うんだけど、彼はふつふつとしたマグマみたいな怒りとかやるせなさをずっと抱えてやってきていて、その生活の延長にある音を出す。
彼にとって音楽は格好を付けるものではなく、本日頃感じたことを発散するもの以外のなにものでもなくて、だからとても青臭い歌を書くことができる。
誰もが大人になったフリをして、蓋をしていた気持ちに真っ向から向き合って書かれた歌詞は、おそらく20歳でも50歳でも同じ曲を聴いて泣くことができると思う。
これ、本当に誰にもできないんじゃないかなあ。
キツネの嫁入り
京都の怒れる大人代表マドナシさんがvo./Gtのバンド。
誰もが言いにくいことや、見なかったフリをしていることに1人でずっと立ち向かい続けているエージェントたちでもある。
キツネの嫁入りはマドナシさんの感情の権化とも思えるような存在で、協力なバックを武器にこれでもかってくらいに言葉のシャワーを浴びせてくる。
これ歌詞で耳が痛くて聞いてられない派が存在するんだろうな、と他人事のように思いつつ、たまに「これは自分のことではないか」と冷や冷やすることもしばしば。
それでもたまに「聴かなきゃ」みたいな気持ちになるのは、自分にとっては説法のようなものかもしれない。
どんなことを言っても、自分を曲げないから格好いいのだこの人たちは。
キツネの嫁入りを見ている時はいつも「20年後にでも自分たちの音楽が認められればいい」という言葉を思いだす。
それよりもっと早く認められて欲しい。
CARD
CARDは怒っているんだろうか?
上記2バンドに比べると比較的怒っていないような印象を受ける。
比較的会う中野さんなんかも、いつもにこやかに話を聞いてくれる良いお兄ちゃんである。
CARDの印象は年々変わっていっている。
一番最初に聞いた時はかなり、オルタナティブな音像の印象があったけど、最近はもう少しクリアになってきた。
それでも相変わらず刹那的というか、触れば壊れそうな繊細な部分は相変わらずで、CARDの曲を聴いていると真綿で心臓締め付けられてるみたいな気分になる。
音源とライブの印象が全然違うバンドでもあるので、久しぶりにライブを見られるのが実に楽しみだ。
Amia Calva
自分のバンドである。
俺もだいたいいつも何かに怒ってる気がする。
今年は格好いいことをきちんと格好良くやっていこうと思いました。
そんなわけでアー写変えました。
シングルですが、リリースもきちんとしようと思います。
引き続きよろしく。
とりあえず6/3(土)@nano来てくれよな。
Amia Clava Presents. 『Interblue vol.3』
日程:2017年06月03日 (土)
会場:京都二条nano
時間:オープン18:00 / スタート18:30
料金:前売2,000円 / 当日2,500円(+1drink)
出演:フラットライナーズ / キツネの嫁入り / CARD / Amia Calva
コメントは受け付けていません。