イベントは”三方良し”であるべき、というのが僕の持論である。
“三方良し”とは近江商人の言葉で、主に「売り手・買い手・世間」が納得し、得をするべきという考えだ。
ではイベントにおける三方良しとはどのような状況なのか。
個人的には、「出演者・お客さん・会場」の3つを軸に考えており、自分がイベントを行う時にはこの基準を満たせるかどうかを大切にしている。
良いイベントはこの三軸全員の満足感が高い。
どのようなバリューを与えたいのかに関しては主催の人間が考えればよいと思っていて、自分は”新しい人・ものとの出会い”に設定していることが多い。
ちなみに僕は三方に対して以下の設定をしている。
出演者:今まで一緒になったことがないアーティスト・今まで出会っていないお客さん
お客さん:新しいアーティスト・場所との出会い
会場:新しいアーティストとの出会い・お金
この「新しい出会い」というのもバランスが実に難しく、あまりにそれがかけ離れていると意味がないし、近すぎても意味がない。
これを良いバランスで実現できたのが、先日の10/01(日)Amia Calvaのレコ発だったように感じる。
手前味噌だが自分たちにとっても、まわりの人にとっても意味のある一日ができたのではないかと思っていて、本当に胸をなで下ろしているいる。
ずっと温めていたネタでようやく実現できて嬉しかったし、リリースをするにもいいスタートがきれた。
と、ここまでとやかく書いたものの、結局イベントはひとりで完成するものじゃないし、主催者がやれることはイベントを用意するところまで。
どんなにいいイベントを作っても、それを楽しんでもらえる人がいなければなんの意味もない。
だからまずはこの日参加してくれた出演者・お客さん・会場のみなさんには本当に感謝をしたい。
ありがとうございました。
本当はここに全員分の名前書きたいくらいだけど、個人情報垂れ流すものいかがなもんなので、後日あった時に個別にお礼を言わせて欲しい。
今後もリリースで色々回るので引き続きよろしくお願いします。
the coopeezやbedのライブを見て、まじで楽屋でちびりそうになってたのは秘密。
あと程よい緊張感は良いライブに繋がることに再確認した(反省点も多いが)。
やっぱりライブは最高に楽しいなあ。
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